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「転生モノ」というジャンルがあるのをご存知ですか? 物語の最初に主人公が死んで、違う世界に生まれ変わるところから始まる漫画や小説のことです。転生した先の世界はだいたいRPGゲーム風で、魔法が使えたり、モンスターが出てきたり。主人公は何かしらの能力を与えられ、その能力を使って敵と戦っていきます。 転生は古くからある定番の設定ですが、特にここ何年か、このジャンルの作品がめちゃめちゃ増えていて、私はこのジャンルが特に好きで、月に一度か二度は漫画喫茶に長時間篭り、まとめて読み漁っています。 だいたいどれも似た話かと思いきや、それぞれの工夫や個性があって面白い! 今回紹介する漫画『転生ゴブリンだけど質問ある?』も、タイトルの通り、転生モノの作品ですが、他の作品とは一味違います。 『転生ゴブリンだけど質問ある?』1巻表紙 ©️三木なずな ・荒木宰/集英社 設定が斬新!長寿になるスキルでザコキャラのゴブリンが無双 会社員のアキラは、ある日交通事故に遭って意識を失い、目を覚ますとゴブリンになっています。 「平凡な主人公が、転生すると勇者やヒーローになっている」というのがお約束のジャンルの中で、倒される側、しかもザコキャラのゴブリンに転生するという設定がすでに新鮮です。 とはいえ、アキラはただのゴブリンではありません。 人間80年というスキルを持ってゴブリンに転生したアキラ 『転生ゴブリンだけど質問ある?』より ©️三木なずな ・荒木宰/集英社 この世界では、皆がひとつ特別な「スキル」を持ち合わせており、アキラが与えられたのは、「人間80年」というスキル。ゴブリンの寿命は通常7日間という世界で、彼だけは80年生きることができるのです。 この世界では誰かが死ぬと、その最期を看取った者にスキルが受け継がれるため、長生きのアキラは、たくさんのゴブリンから多種多様なスキルを受け継いでい
2020年にソフトボールの現役を引退するまでの2年間は、これまでにない大きな怪我だったり、それによってチームを長く離脱しなくてはならなかったりと、とても苦しんだ時期でした。 くじけそうだったその期間、リハビリや筋トレをしながらずっと聴いていた音楽があります。 日本では2018年に公開されたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックです。 提供:ワーナーミュージック・ジャパン ディズニー映画が好きだったこともあって、小さい頃からミュージカル映画はよく観ていたのですが、こんなにも衝撃を受けた映画音楽は初めて。 サントラを繰り返し聴きながら、「1回でも多く筋トレをやるぞ!」と自分を奮い立たせていました。 たくさんの学びがある物語に、最高の映画音楽! 『グレイテスト・ショーマン』は、19世紀のアメリカで、誰も見たことのないショーの公演を行って話題を集めた実在の人物、P・T・バーナムをモデルにした映画です。 『グレイテスト・ショーマン』 ディズニープラスで配信中 © 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation 個性的な見た目や特徴を持っていることで、嫌な思いをしたり人目を避けるように生きていた人たちを集め、ショーを成功させたバーナム。 その挑戦と挫折の中で、大事なものを見出していくストーリーにはたくさんの学びがあります。 なにより音楽が素晴らしい! © 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation サントラをiPhoneに入れて日本語訳を調べながら繰り返し聴くうちに、どんどん惹かれていきました。 特に大好きなのはこれから紹介する3曲! 怪我やプレッシャーで辛い時も、ずっと私を支えてくれました。 批判や偏見の中で闘う勇気をくれた『This Is Me』 まずはこの映
さっきまでふつうに会話していたはずが、いつの間にか歌になっていて、そこにダンスも加わり、気づいたらびっくりするくらいの大人数で歌い踊っている——。 そんなシーンがたびたびあって、終始ワクワクさせられ、同時に移民のシビアな問題について考えさせられもする。 今回は、そんなミュージカル映画をご紹介します。 『イン・ザ・ハイツ』デジタル配信中 ブルーレイ 2,619円(税込)/DVD 1,572円(税込) 発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント © 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 『イン・ザ・ハイツ』は、ニューヨークのワシントン・ハイツという、中南米系移民が多く暮らす街を舞台にしたミュージカルです。 移民といっても、この街で生まれた2世、3世やミックスもいれば、ルーツの国もさまざまです。 主人公の4人も、自分の居場所に悩んだり、それぞれの葛藤や問題を抱えたりしています。 ニーナの悩みに、選手時代を思い出して感情移入 4人の中で私の印象に強く残ったのは、プエルトリコ系移民のニーナです。 © 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. ニーナは小さいころからとても優秀で、みんなから期待される存在でした。そして彼女は、この街から初めて、スタンフォード大学へ進学することになります。 周りの人たちから「街の誇り」と讃えられ、拍手で送り出されたニーナでしたが、ワシントン・ハイツから離れることへの罪悪感や、期待を背負わされる重圧を抱えていました。 しかも、大学では差別が待っていました。彼女は、大学を退学したいと思い、ワシントン・ハイツに戻ってきてしまいます。 でも、みんなの期待を知っている彼女は、その事を誰かに相談し
昔、とてつもなく巨大な力をもつ「魔神」とよばれる存在によって、世界が滅ぼされようとしたことがありました。 その時、一人の「魔道士」が現れ、魔神を倒し、世界を救いました。 その魔道士は伝説となり、「魔法帝」と呼ばれるようになります。 それ以来、魔法帝という称号は、この国で一番強い魔道士に代々引き継がれていくことになります−−。 今回、私が紹介する漫画『ブラッククローバー』は、代々の魔法帝とその下に構成された9つの魔道士集団「魔法騎士団」によって守られる「クローバー王国」を舞台にしたファンタジー作品です。 『ブラッククローバー』1巻表紙 ©田畠裕基/集英社 複雑な世界設定にも、ぐんぐん引き込まれる! この世界には魔法が存在し、誰もが小さい頃から何かしらの魔法を使えます。そして、15歳になると「魔導書(グリモワール)」を授与されます。 魔導書は魔力を高める本なのですが、その形や内容はさまざま。そして、魔導書の方から相手を選び、自分の持ち主にふさわしいと思う15歳の手に渡ります。 持ち主が成長することで、魔導書には新たに中身が書き加えられます。この世界の人々は、魔導書とともに強くなっていくのです。 「魔導書」に記された魔法を使って戦う登場人物たち ©田畠裕基/集英社 アスタとユノ、正反対の親友同士が魔法帝を目指す 主人公は、アスタとユノというふたりの少年。同じ教会に捨てられていた孤児で、兄弟のように一緒に育ちます。 小さい頃から魔法の才能があり、それを使いこなすユノと、皆が魔法を使えるこの世界で、なぜか全く魔法を使えないアスタ。15歳になったふたりは、魔導書の授与式を迎えます。 ユノには、かつて初代魔法帝が持っていたと言われる、四つ葉のクローバーの印の入った伝説の魔導書が授与されました。 一方アスタは、15歳になれば誰もが手にするはずの魔導
「さてさてさーて…」 この言葉を聞くと、これから何かがはじまるのかなとワクワクするような、それとも大変なことが起きるんじゃないかと、ハラハラするような気持ちになります。 この言葉は漫画『七つの大罪』の主人公メリオダスがいつも使うセリフです。私は何かを予感させるこの言葉が大好きで、ついつい何かあるたびに、「さてさてさーて…」と言いたくなります。その度にメリオダスを思い出し、いつも勇気が湧いてポジティブになれるんです。 『七つの大罪』2巻より ©️鈴木央/講談社 一言で彼を表すと、周りの人たちをやる気にさせるモチベーターなのだと思います。そんなメリオダスが大好きです。 心を揺さぶる7人の大罪人の物語 『七つの大罪』はタイトルの通り、七人の大罪人から結成された騎士団〈七つの大罪〉の団員たちが、いろんな試練乗り越え、友情や恋愛、色んな角度から沢山の成長を遂げていく物語です。一人一人それぞれの良さがあり、キャラがしっかりと確立していて、必死に応援したくなるそんなキャラクターばかりです。 『七つの大罪』1巻表紙 ©️鈴木央/講談社 〈七つの大罪〉は強いだけではなく、誰にも打ち明けられない深い心の傷を抱えています。それでも、旅の中でそれぞれの答えを模索しながら必死に自分なりの光を見つけ、人を信じる事や、折れない気持ち、いろんな人達の心にも希望を与え合えあって前を進んで行く姿が読者の心を揺さぶるのです。 そして私や読者たちが団員たちの姿勢などから受け取れる学びや感動は、私達が生きて行く中で必要としている"何か"に近い気がしています。この『七つの大罪』を読む事で、一歩前に進めそうな、勇気を出して頑張れるキッカケになるような。自分にとって本当に大事な事に気付けたのがこの作品だった、とそう思う人は本当にたくさんいると思います。 『七つの大罪』のキャラクターのイラストを描いてみたことも
漫画やアニメにどっぷりハマり始めたのは、2019年の年末でした。 小さい頃から漫画は好きで、中学や高校時代は少女コミック系のいわゆる恋愛漫画をよくクラスの友達と回し読みをしていたのを覚えています。しかし、"趣味"と呼べるほどハマってはいませんでした。 そんな私を漫画好きに変えたのが『鬼滅の刃』です。今や触れない日がないほどに、趣味として生活の一部になった漫画とアニメ。そのことに、自分自身が1番驚いています。 今では推しキャラのイラストを制作するほどに 兄と弟に薦められて観たアニメ版『鬼滅』に涙 2019年末、久しぶりに家族が実家に集まって色んな話をしている最中、兄と弟が『鬼滅の刃』について話し始めました。 当時の私には何のことかわからずでしたが、「絶対に見たほうがいいよ!」と2人が口を揃えたことが、漫画・アニメの世界にハマっていくキッカケになりました。 アニメ・漫画にハマるキッカケとなった『鬼滅の刃』1巻表紙:©吾峠呼世晴/集英社 手元に漫画がなかったので、年が明けてすぐにNetflixでアニメ版の『鬼滅の刃』を観ることに。恋愛漫画しか読んでこなかった私にとって、少年漫画である『鬼滅の刃』は「おススメされたから、ひとまず見てみようかな…」くらいの期待感でした。 ところが、見始めると「アニメでこんなにも涙を流すのか」というほど感動し、心を揺れ動かされてしまいました。 どハマりでバットのグリップも鬼滅カラーに 当時、トヨタ自動車でソフトボール選手をしていた私は、そこからどっぷりと『鬼滅』にハマり、年始早々の初練習日にチームメイトへ『鬼滅の刃』の魅力を熱弁しました。 それからチーム内は『鬼滅の刃』の話で毎日持ちきりです。アニメだけじゃ物足りず、続きがどうしても知りたくなった私は漫画もそろえました。 午前練習後のお昼休憩時にはロッカールームで漫画を読み、読み終わった